『こち亀』の作者で漫画家の秋本治さん。
1976年に連載が始まり、40年にわたって一度も休載せず連載したこち亀は2016年に幕を閉じました。
偉大な漫画家として名を残す秋本さんですが現在は何をしているのでしょうか?
この記事では秋本治さんの現在や新作は描いているのか、連載中のマンガやこち亀以外の作品を紹介します。
秋本治の現在!新作マンガはある?
秋本治さんは、1976年に漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載を開始しました。
2016年に連載終了するまで40年間にわたって一度も休載しないという偉業を達成しました。
こち亀は全201巻で、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」というギネス記録も認定されました。
そんな秋本治さんはこち亀の連載終了後に新作を発表しています。
新作は「BLACK TIGER」
秋本治さんはこち亀終了後の新作マンガとして「BLACK TIGER」(ブラックティガー)を連載していました。
2017年2月号の『グランドジャンプ』よりBLACK TIGERの連載が始まりました。
しかし2023年5月号を最後に終了。全68話、単行本は全11巻です。
こち亀以外のマンガ
秋本治さんがこち亀終了後に発表した新作は他にもあります。
「ファインダー 京都女学院物語」
ファインダーは週刊ヤングジャンプにて、2017年10月から2018年17号まで不定期に全4回が連載されました。コミックスは全1巻。
女子校の写真部に所属する4人が活動を通して、亀岡市や京都市の魅力を発見していく物語です。
「いいゆだね!」
「いいゆだね!」はウルトラジャンプにて2017年から2019年まで連載されました。
下町にある銭湯を舞台に、ブラジルからやってきたマリアが繰り広げる下町人情コメディです。
秋本治が現在連載中のマンガ
秋本治さんが現在、連載中のマンガは「Mr.Clice」です。読み方はミスタークリス。
連載中の「Mr.Clice」
「Mr.Clice」は1985年12月号より『月刊少年ジャンプ』にて不定期連載が始まりました。
週刊少年ジャンプでこち亀を連載しながら並行して始まったマンガです。
しかし2007年に月刊少年ジャンプが休刊になったことで、しばらく連載はストップしてしまいます。
その後2017年『ジャンプスクエア』で連載が再開されます。
2018年4月からは『ジャンプSQ.RISE』に連載誌が代わり、現在も連載は続いています。
2024年1月時点で、単行本は全12巻刊行されています。
Mr.Cliceのあらすじ
Mr.Cliceはスパイギャグ漫画です。
主人公は国家特別工作機関「JST」に所属する超A級のスパイ繰巣陣(くりすじん)。
繰巣陣は任務中に事故にあい亡くなってしまうが、たまたま同時刻に亡くなった女子テニスプレイヤーの体に脳だけを移植され、女性として生まれ変わる。
女性エージェント・クリスとして圧倒的なスキルで様々な任務を遂行している…。
連載当初はギャグ要素が強い作品でしたが、雑誌の休刊により9年のブランクを経てからはハードなアクション要素が多く盛り込まれるようになりました。
その後、再びギャグ重視に変わっています。
まとめ:秋本治は現在何してる?新作や連載中のマンガ
こち亀の作者で漫画家の秋本治さんの現在や今の活動についてまとめました。
秋本治さんはこち亀終了後に新作を連載しており「BLACK TIGER」は全11巻で終了しました。
現在も連載中の作品には「Mr.Clice」があります。掲載誌はジャンプSQ.RISEです。
ちなみにこち亀は連載が終わってからも不定期ですがの新作が読み切りで週刊少年ジャンプに掲載されることがあります。
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