- 「本を読みなさい」「読書が大事」などと言われるけれど、読むのがつらい
- 本を読みはじめても最後まで読みきれない
- 上司や先生から「この本読んでおきなさい」と言われたけど読めない
そんな方におすすめの読書法をお伝えします。
本が苦手な方は「全部読まない読書法」がおすすめです。
全部読もうと考えるから辛くなってしまいます。本の重要な部分を知ろうと思うなら全部読む必要はありません。
この記事では一冊を読みきらずに内容を語れるようになる方法をお伝えします。しかも、速読にもなります。
本が苦手な人は「全部読まない読書術」がおすすめ!【速読術】
まず前提として、これから紹介する方法はビジネス書やノウハウ本などを対象としています。
小説やエッセイなどは対象ではありません。
つまり、著者による明確な主張や答えがあるものだけに使える方法です。
一冊を読みきらずに、内容を語れるようになれます。
目次だけを読む
ビジネス書は目次を読むだけでなにが書かれているかがわかります。
見出しが主張や答え。
本文に主張にいたる理由や、わかりやすく説明するための具体例が書かれていることが多いです。
そのため、結論だけを知りたい場合は目次を読めば大丈夫です。もちろん理由や具体例を読まないと理解できないところもあるので、気になった箇所や書籍内で重要であろう部分は本文を読むと良いです。
目次から読みたい部分だけを読む読書法は、読んだ内容を記憶に残すためにも役立ちます。
各章の最初と最後だけを読む
ビジネス書の本文は「結論→理由→具体例→結論」の順番で書かれていることが多いです。
これはPREP法(プレップ法)という、わかりやすい文章を書くための基本の型となります。文章の理解がしやすく理論的な文章を書けるので、ビジネス書でも使われる型です。
そのため、本文の最初と最後を読めば章の結論がわかります。
書籍によっては章の最後にまとめを書いてくれている親切な本もあります。
要約や感想を検索して読む
ネット上には、書籍をすでに読んだ人による感想や要約があります。
「書籍名+要約」「書籍名+感想」など検索するとたくさんのページが検索結果に出てくるでしょう。
または、ネットのレビューにも要約が書かれていることがあります。
重要な部分をまとめてくれた要約を読めば、本のエッセンスがわかります。
感想は人それぞれなので、複数のサイトで読むのをおすすめします。
個人ブログ以外にも「flier(フライヤー)」という本の要約サイトではプロのライターによる要約を読めます。
サブスクの有料サービスですが、本を読まなければいけない機会の多いビジネスパーソンや就活生は登録して損はないと思います。何冊も本を買うよりもコスパが良いです。
YouTubeの本要約動画を見る
本要約動画を見たことがあるでしょうか?
YouTubeで書籍名を検索すると、書籍の内容を要約して解説している動画が出てきます。
Vyondというアニメーション作成ソフトによって作られている動画が多い印象です。
動画の質はピンキリですが、基本的に再生数の多いものや登録者が多いチャンネルのものを見ればわかりやすいと思います。
有名なチャンネルは以下のチャンネルです。
- 学識サロン
- フェルミ漫画大学
- サラタメさん
アニメーションによってビジュアルとともに解説してくれるので理解しやすくなります。
同様にマンガ化されたビジネス書も読みやすいのでおすすめです。
Twitterで書籍図解を見る
Twitterで「書籍名+図解」と検索すると書籍の内容をまとめて図解にしている投稿が見つかります。
さきほどの本要約動画と同じようにビジュアルでわかりやすい要約を見ることができます。
書籍図解は昨年ごろに、権利的な問題は大丈夫なのかと話題になり、現在では投稿している人は少ないように思います。
まとめ:本が苦手な人は「全部読まない読書術」がおすすめ!【速読術】
本が苦手な方は、全部読もうとするから辛くなってしまいます。
読みたくない本を読んでも記憶に残りません。それならいっそ、読まずに要約や目次だけを見て、大事なエッセンスだけを取り入れましょう。