1981年に結合双生児としてベトナムで生まれた「ベトちゃんドクちゃん」こと、グエン・ベトさんとグエン・ドクさん。
日本でも話題となり、たびたびテレビで取り上げられています。
兄のベトちゃんは2007年、26歳のときに亡くなっていますがドクちゃんはまだご存命です。ドクちゃんは現在どのような活動や生活をしているのでしょうか。
『ドクちゃんの現在は結婚して嫁(妻)と子供がいる!今の活動や職業は?』と題してまとめます。
ドクちゃんの現在は?結婚して嫁(妻)と子供がいる
1981年にベトナムで生まれたベトちゃんドクちゃん。日本でもメディアで取り上げられ有名になり、教科書にも掲載されました。
ドクちゃんは1981年2月25日生まれで現在42歳。
プライベートでは2006年12月16日に結婚しており、子供も2人います。
今日は、1988年ベトナム・ホーチミン市産婦人科病院で二重体児・ベトちゃんドクちゃんの分離手術が成功した日。その後、ベトちゃんは2007年10月6日に亡くなりましたが、ドクちゃんは、2006年12月16日に結婚。双子の父に。器 pic.twitter.com/03qnsGK1YV
— utsuwa-Shun (@ShunUtsuwa) October 4, 2021
妻の名前は「グエン・ティ・タイン・テュエン」さん。ボランティア活動を通じて知り合い交際に発展し結婚に至りました。
今日はベトちゃんドクちゃんで愛称のドクさんとお食事でした✨ご家族で😊色んなお話聞かせて頂き感謝です!!!大阪で会う約束して頂きました☆嬉しいー!!!#ベトナム #ベトナム人 #ベトナム語 pic.twitter.com/7b9B0wmKbe
— ベトナムくん🇻🇳VIETNAM KUN (@vietnamkun) May 24, 2019
2009年には男女の双子が誕生しています。
- 長男:フー・シー
- 長女:アイン・ダオ
長男の「フー・シー」は富士山に由来し、長女の「アイン・ダオ」はベトナム語で桜を意味する名前です。
なぜ日本に由来する名前をつけたかたというと、ドクちゃんは日本を第二の故郷のように思っているからです。
というのも、1980年代ベトちゃんドクちゃんに関する報道がされると、日本で大規模な支援活動が行われました。
福井県では「ベトちゃんとドクちゃんの発達を願う会」が結成され2人に車椅子が送られるなど支援の輪が広がったのです。
また、ドクちゃんベトちゃんの分離手術は日本赤十字社が支援し、日本人医師とベトナム人医師による医師団が編成され行われました。
手術は無事に成功し、ドクちゃんには日本から義足が提供されました。
その後もドクちゃんと日本の交流は続いています。
ドクちゃんの現在の職業や生活は?
ドクちゃんは現在、家族と共にベトナムのホーチミン市で暮らしています。
ベトちゃんドクちゃんの
— DJ社長【レペゼン】DJ Shacho【Repezen Foxx】🦊🪬 (@DJShacho_Foxx) February 5, 2023
ドクちゃんに会いにベトナムきた!🇻🇳
教科書の人や!!! pic.twitter.com/CqzCS6vQLr
ドクちゃんは中学校を中退していますが、職業学校でコンピュータ関連の技能を習得し、現在は病院で医療事務の仕事をしています。
またご自身が支援したもらった経験から、ボランティア活動にも力を入れています。
日本との交流も続いており、2020年には日本ベトナム友好協会を通じて、不織布マスクを1万枚異常寄付しています。
また、自身の半生を描いた絵本『ぼくのお父さんはドクちゃん』をクラウドファンディングで作成日を募り制作しています。
「日本やベトナムの人道支援活動が自分の命を救ってくれた。人道支援、平和活動の大切さを次世代に伝えることが私にとっての恩返し」という思いが絵本作りのきっかけとなったといいます。
まとめ:ドクちゃんの現在は結婚して嫁(妻)と子供がいる!今の活動や職業は?
今回は『ドクちゃんの現在は結婚して嫁(妻)と子供がいる!今の活動や職業は?』といった内容でまとめました。
- 結婚して双子の子供がいる
- 医療事務として働きながらボランティア活動にも尽力
- 日本とベトナムの架け橋となっている