2023年7月期放送のテレビ朝日系ドラマ『ハヤブサ消防団』。
半沢直樹シリーズでおなじみの池井戸潤さんの同名小説を原作にした田園ミステリー作品です。
八百万町ハヤブサ地区を舞台に物語が展開していきますが、舞台のモデルは実在する場所なのでしょうか?
『ハヤブサ消防団の舞台のモデルは実在する八百津町?ロケ地撮影場所はどこ?』と題して紹介します。
ハヤブサ消防団の舞台やモデルはどこ?実在する八百津町?
「ハヤブサ消防団」の舞台・八百万町ハヤブサ地区は原作者の池井戸潤さんの出身地である岐阜県加茂郡八百津町がモデルになっています。
ハヤブサ地区のモデルが池井戸潤さんの出身地であることは「ハヤブサ消防団」に関するインタビュー記事からわかります。
僕は岐阜県の出身で、舞台である八百万町のハヤブサ地区と同じく標高500メートルほどのところで生まれ育ちました。進学で故郷を離れましたが、地元に残った友だちは皆消防団に入っていて、帰省のたびによくその様子を聞いていたんです。
引用:青春と読書
小説「ハヤブサ消防団」の舞台は「東海地方のU県S郡八百万町(ヤオロズチョウ)ハヤブサ地区」となっています。
池井戸潤さんの出身地は「八百津町」で「ヤオツチョウ」と地名の読み方も似ています。
以前から田園地帯を舞台にした小説は面白そうだと思っていたんですが、田舎暮らしに消防団の存在は欠かせない。火事や災害のときだけでなく、日常の中に消防団の人たちが存在しているんだということを知り、いつか書いてやろうと……。
引用:青春と読書
池井戸潤さんは高校を卒業するまで岐阜県で過ごしており、生まれ育った場所を舞台に小説を描いたようです。
この前からくり祭りで紹介した八百津町の久田見地区は「半沢直樹」や「下町ロケット」でお馴染みの作家『池井戸潤』氏の出身地だったりするのでファンもそうでない人もとりあえず久田見へ行こうね pic.twitter.com/VxFxL6ec5t
— へぼ飯+ (@TKM_BNBN) April 23, 2019
八百津町に「ハヤブサ地区」という地名は存在しません。池井戸潤さんは久田見地区出身です。
2023年4月に行われた久田見祭りでは、「ハヤブサ消防団」のドラマ化を祝うパネルも登場しました。
池井戸潤さんは、父親に聞かされていた伝承や土地の風習など、虚実入り交じった物語になっているとインタビューで話していました。
ハヤブサ消防団の消防操法大会エピソードは本当?
池井戸潤さんの地元において消防団の存在は、消火活動だけではなくお祭りなど町の行事などにも欠かせない存在だそうです。
消防団のエピソードもかなりリアルに描かれており、半分くらいは本当に起こったことだとインタビューで明かしています。
実は、この作品に書いてある消防団のエピソードの半分くらいは、本当に起こったことなんです。ハヤブサ消防団が消防操法大会(消防団員が消防用機械器具の操作技術を競う大会)に出場した際の「マンガか?」というエピソードも地元の友人たちの体験で、ウソだろうと思うような出来事ほど現実であるという(笑)。
引用:青春と読書
執筆中にわからないことがあると、地元の消防団員のLINEグループに聞いてアドバイスをもらっていたとも語っています。
物語内で起きる事件は創作ですが、消防団に関するエピソードには実際の話が盛り込まれているようですね。
ハヤブサ消防団のロケ地・撮影場所は?
ドラマ「ハヤブサ消防団」の舞台・八百万町ハヤブサ地区は、原作者の池井戸潤さんの出身地である岐阜県八百津町をモデルにしています。
ドラマのロケ地や撮影場所も岐阜県なのでしょうか?
公開されている予告映像からは「群馬県の甘楽郡下仁田町」が使われていることが判明しています。
「都会を離れ移り住んだ場所」と中村倫也さんが車でハヤブサ地区に向かう場面では、群馬県の国道が使われています。
他にも、群馬県在住の方が「ハヤブサ消防団のロケを目撃した!」というツイートをしていることからも、群馬県で撮影されている可能性が高そうです。
まとめ:ハヤブサ消防団の舞台のモデルは実在する八百津町?ロケ地撮影場所はどこ?
今回は『ハヤブサ消防団の舞台のモデルは実在する八百津町?ロケ地撮影場所はどこ?』といった内容でまとめました。
池井戸潤さんの田園ミステリーが映像化ということで、どのようなドラマになるのか楽しみですね。
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