2021年12月10日放送の『あしたも晴れ!人生レシピ』では、
「血行アップで冷え改善!あったか温活術」
と題して、しょうがを使ったレシピが紹介されました。
この記事では番組で紹介された、下記のしょうがレシピ5つをまとめて紹介します。
- 干ししょうが
- しょうがシロップ
- しょうがドリンク
- しょうがリンゴのコンポート
- ニラ玉と鶏肉のスープ
紹介してくれたのは料理研究家の植木もも子さん。国際中医薬膳管理師という肩書を持ち薬膳にも詳しい先生です。

【人生レシピ】冷え対策干ししょうが
しょうがには辛み成分の「ジングロール」が含まれています。このジングロールは加熱すればするほど、温め効果の高いショウガオールに変化していきます。
薄切りにして干すことで、加熱したしょうがと同じ効果が期待できます。
<材料>
- しょうが
<作り方>
- しょうがの皮をむき、薄切りにしてザルに並べます
- 4~5日、天日干ししてカラカラに乾燥すれば完成
煮沸消毒した容器でおよそ1年間の長期保存が可能です。
【人生レシピ】冷え対策しょうがシロップ
しょうがに砂糖をまぶして寝かせることで、体を温めるしょうがエキスが引き出されます。
<材料>
- しょうが:200g
- きび糖:200g
- 水:300ml
薬膳では白砂糖は体を冷やす食材に分類されています。そのため、精製されていないミネラルが豊富なきび糖を使います。
<作り方>
- しょうがの皮をむき、千切りにします
- しょうがをボウルに入れ、きび糖を加えてよく混ぜ合わせ、30分ほど寝かせます
- 鍋に移し、水を加えたらフタをして火にかけます
- 沸騰したらフタを取り、とろ火で30分ほど加熱します
- ザルでこして、しょうがを絞ります
これで、しょうがエキスがぎゅぎゅっと凝縮されたシロップの完成です。
熱いうちに清潔な容器に入れて、冷蔵庫でおよそ2週間保存できます。
しょうがシロップの活用方法としては、
- お湯割りにしてしょうがドリンク
- トーストやパンケーキにかけて食べる
などがあります。
【人生レシピ】冷え対策しょうがドリンク
干ししょうがを煮出して、紅茶を加えるだけで簡単に美味しいしょうがドリンクができます。
<材料>
- 干ししょうが
- 紅茶
<作り方>
- 鍋に干ししょうがと水を入れて、5分ほど火にかけます
- 煮出したら、紅茶を加えれば完成です
紅茶のティーバックを使うのが簡単です。
先ほどの「しょうがシロップ」をお湯割りにしてもしょうがドリンクが作れます。
煮出したしょうがが余ったら、次に紹介する「しょうがリンゴのコンポート」の材料として使えますよ。
【人生レシピ】冷え対策しょうがリンゴのコンポート
しょうがの温め効果にプラスして、りんごのペクチンという成分が胃腸の働きを整えてくれます。
<材料>
- リンゴ:2個
- きび糖:40~50g
- 白ワイン:大さじ3
- 煮出したしょうが:半量
先ほどの「しょうがドリンク」のときに、煮出したしょうがを無駄なく使います。
<作り方>
- 薄切りにしたリンゴを鍋に入れ、白ワインを加えたら、5分ほど煮詰めます
- 先ほど煮出したしょうがと、きび糖を加えてさらに加熱
- よく混ぜ合わせ、きび糖が溶けたら完成です
冷蔵庫で保存可能です。
ヨーグルトに乗せたり、ジャムとしてパンにのせて食べても美味しいです。
【人生レシピ】冷え対策ニラ玉と鶏肉のスープ
先ほど紹介した、干ししょうがを活用したレシピです。
ニラは薬膳では陽葉(ようそう)と言って、温め効果が高いので、干ししょうがと一緒に使うことで効果がアップします。
<材料>(2人分)
- 干ししょうが:5枚
- ニラ:1/2わ
- 鶏むね肉:100g(ひとくち大に切る)
- 卵:1個
- 酒:大さじ1
- 塩・こしょう:少々
- 顆粒チキンスープの素:小さじ1
<作り方>
- 鍋に干ししょうがを入れ、水を加えて火にかけます
- 煮立ったら、スープの素、酒、ひとくち大に切った鶏肉を加え少し混ぜます
- 再び煮立ったら塩・こしょうで味付け、ニラを加え溶き卵を回し入れたら完成
まとめ:人生レシピ冷え対策しょうが料理5つの作り方!温活術
人生レシピ「血行アップで冷え改善!あったか温活術」で紹介された、冷え対策しょうがレシピを5つまとめて紹介しました。
しょうがはたくさんの漢方薬にも入っている温め効果の強い食材です。
美味しく食べて寒い季節を乗り越えましょう!