- 本を読み始めても集中できない
- 気づいたら文字だけ追っていて内容が理解できていない
- 読み進めるのがしんどくなってくる
このような経験はありませんか。

買ったはいいけど、ほどんど読まずに積んだまま。
そんな本が私もたくさんありました。
これから紹介する6つの方法を実践したら、集中して読書ができるようになりました。
参考になるものがあれば、ぜひ試してみてください。
読書に集中できない原因は「目的」がないこと
読書に集中できない原因は、「その本を読む目的」が明確になっていないことです。
なんのために本を読んでいるのか、自分の中ではっきりしていないと集中できません。
- 読書が大事だと聞いたから
- 必読書と言われているから
- 上司に読むように言われたから
など、とりあえず読むという状態では集中できません。
まずは、この本を読んで「何を得たいのか」「何を学びたいのか」を明確にすることが大切です。
読書に集中できない人が「集中する方法」6選
- 全部読まずに拾い読みする
- あらかじめ要約を読む
- 場所を変える
- 時間を区切る
- 聞く読書をする
- 読みたくなるまで読まない
以上の6つを解説します。
全部読まずに拾い読みする
読み始める前に、読む目的を明確にします。
- なにを知りたいのか
- なんのために読むのか
目次を見ながら、知りたい部分を決めて、そこだけを拾い読みします。
最初から最後まで読み通す必要はありません。
全部読んでも、覚えている部分は少ないという経験はありませんか。
それなら最初から知りたいことだけに絞って読んだほうがいいです。
集中できて、記憶にも残ります。
あらかじめ要約を読む
要約を読んで、内容の全体像を把握しておきましょう。
集中できない原因に「理解が難しい」ということがあります。
内容をざっくり理解した状態で読み始めると理解しやすいので、集中力が続きます。
要約は「書籍の名前 要約」で検索をすると、個人ブロガーによる要約が読めます。
要約のクオリティーを求めるなら、プロのライターによる要約が読める「flier」がおすすめです。
または、マンガ版があるものは先にマンガで理解してから、原作を読むと頭に入りやすいので集中も続きます。
場所を変える
自宅以外の場所で読むと集中できます。
自宅だとテレビやゲームなど、本以外の娯楽がたくさんあるため集中が途切れやすいです。
図書館やカフェなど、他人がいる場所のほうが以外と集中できます。
自宅で集中できない方は一度お試しあれ。
時間を区切る
タイマーをセットして「20分で読む」など決めるのも効果的です。
いつまでも時間があるとだらだらしがちですが、
時間を区切ることで、メリハリがついて集中力が高まります。
スキマ時間で読むのも効果的です。
テレビのCM中などの短い時間でも積み重ねると、一冊読み切れるくらいの時間になります。
聞く読書をする
聞く読書とは、プロのナレーターが本を朗読してくれるオーディオブックのことです。
オーディオブックなら、移動中でも家事などの作業中でも読書をすることができます。
文字を追うのがしんどいと感じたら、聞く読書もありです。
他のことをやりながらだと集中できないと思いきや、目で文字を追う必要がないので意外と集中できます。音声もプロのナレーターが読み上げてくれるのでしっかりと内容を理解できます。
読みたくなるまで読まない
「いやいや、読書に集中する方法を教えて欲しいのに読まないってどういうこと?」
と思うかもしれませんが、実は一番大事なことです。
読みたくないものを読もうとしても集中できません。
自分がやりたいこと、好きなことには自然と集中できますよね。読みたいときに読むというのは読書をするうえで大事なことです。
イヤイヤ読んでも身につかず、読んだという事実だけが残って内容は頭に残りません。読んでも記憶に残らなければ意味ないですよね。
まとめ:読書に集中できない人が「集中する方法」6選【原因と対策】
読書に集中する方法を6つ紹介しました。
私は大学生のころ「必読書」とよばれるものを読んでいました。いま思うとそれは、読みたいから読んでいたのではなく、「必読書だから読まないといけない」という義務感で読んでいました。
そのときに読んだ本の内容は今ではほとんど覚えていません。
目的意識をもって、読みたい本を読む。それが一番大切だと思います。
1つでも参考になれば幸いです。