2023年2月「サバ缶ショック」が話題になっています。サバ缶ショックとは下記のようなことを言います。
「記録的な不漁を受けてサバ缶の価格が上昇し、大手水産食品会社が出荷を一時停止する事態」
出荷が一時停止しているため、スーパーなどの店頭からもなくなってしまうと報道されています。
この記事では『サバ缶が品薄で売ってない!どこで買える?売り切れで販売再開はいつ?』といった内容でまとめました。
サバ缶が品薄で売ってない?どこで買える?
サバの記録的な不漁を受けて、サバ缶の出荷が一時停止となっています。
不漁が解消されるまで今シーズンいっぱいかかるとの報道もあり、店頭で品薄になることが懸念されています。
サバ缶好きの方は、スーパーやコンビニなど今まで購入していた店舗で見つけた際には購入しておくのもいいでしょう。
とはいえ、買い占めをしたり店舗で大量に購入するのも気が引ける方もいると思うので、Amazonや楽天などの通販で買いだめしておくのもおすすめです。
「残り○点 ご注文はお早めに」と表示されている商品も多くあるので、通販サイトでも品薄になることが予想されます。
サバ缶が品薄で売り切れ|不漁の理由はなぜ?
サバ缶の出荷を一時停止した理由について「記録的な不漁を受けて」と言われていますが、そもそもなぜサバがとれなくなっているのでしょうか?
その理由の1つにイワシの存在があるようです。
2023年に入ってから東北や北海道でイワシの大量漂着が起きています。
イワシが大量漂着する原因としては、寒波で海水温が急低下したことやイルカやクジラに追われることがあるそう。
農林水産省のデータによると、イワシの漁獲量が増えるとサバの漁獲量が減る傾向があります。
出典:「令和3年漁業・養殖業生産統計」(農林水産省)
なぜイワシが増えるとサバがとれなくなるのでしょうか?
前提として、サバの漁獲量は減っていますが、サバ自体の数は減っていないそうです。
サバの漁場にイワシの群れがくると、イワシの群れがサバを下に追いやってしまうそう。
水産研究・教育機構、由上龍嗣さん:「水族館の大きな水槽で、マイワシとサバと一緒に入れると水槽の真ん中にイワシが大きな群れをつくるのに対し、サバは水槽の底に追いやられる。一緒にすめない。サバの漁場にマイワシがたくさんいる。サバが近寄れない」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/7a79567b62e257d937a0974c8d9493919c8204ae
イワシの大群が大きな塊に見えてサバは逃げていってしまいます。
サバが下に追いやられると、仕掛けた網がサバのいる所まで届きにくくなりサバが獲れないということのようです。
サバ缶が品薄で売ってない?販売再開はいつ?
ここまでサバ缶ショックで品薄になるという報道について紹介しましたが、販売再開はいつになるのでしょうか?
宮城県石巻の水産食品会社「極洋」のホームページを見ると、2023年2月3日出荷分からサバ缶詰のうち28品の出荷を一時停止したと発表されています。
販売再開の時期は未定とされています。
https://www.kyokuyo.co.jp/news/002610.html
まとめ:サバ缶が品薄で売ってない!どこで買える?売り切れの理由はなぜか販売再開はいつ?
今回は『サバ缶が品薄で売ってない!どこで買える?売り切れの理由はなぜ?販売再開はいつ?』といった内容でまとめました。
気軽に食べられて、料理のアレンジ幅も広いサバ缶が品薄になると困ります。早く品薄を気にせず楽しめるようになってほしいですね。