日本テレビの『スッキリ』が2023年3月末で終了することが発表されました。
番組終了に関して司会の加藤浩次さんは、
「もう決まりましたから。日テレの決定ということで」
と、加藤さんの意向ではなく番組側が打ち切りを決定したと語っています。
日テレ朝の顔として定着している『スッキリ』はなぜ打ち切りになったのか。終了した理由をまとめました。
情報から推測したものであり、あくまでも可能性であることをご了承ください。
スッキリ打ち切りはなぜ?終了理由3つの可能性【加藤浩次】
- 視聴率の低迷
- 後ろ盾がなくなった【加藤の乱】
- BPO案件
理由①:視聴率の低迷
朝8:00は各局がワイドショー番組を放送する時間帯です。
その中で『スッキリ』はかつて世帯視聴率が10%前後で安定し、民放トップの数字を誇っていました。
しかし現在では、世帯視聴率5%前後まで低迷しています。
民放1位はテレ朝の『モーニングショー』で10%前後。『スッキリ』はフジテレビの『めざまし8』と視聴率2位争いをしている現状があります。
理由②:後ろ盾がなくなった【加藤の乱】
2019年、吉本興業の闇営業問題に対して批判が集まっていました。
そのさなか、加藤浩次さんは「今の社長、会長体制が続くのなら俺は吉本興業を辞める」とスッキリ放送中に言い放ちました。
自分が所属する吉本興業に噛みついた形になります。「加藤の乱」として話題になりました。
加藤さんは吉本興業に雇用される形から、「専属エージェント契約」という契約の形に変更。
その後、2021年3月末に吉本興業との専属エージェント契約を解除しました。
この契約解除は、加藤さんから申し出たものではなく、吉本興業から「契約を延長しない」と言われたと加藤さんは当時語っています。
その後、加藤さんは個人事務所を設立し『スッキリ』の司会も継続しています。そう考えると、当時の吉本興業批判と『スッキリ』終了は関係ないように思えます。
一部報道によると、加藤さんが番組MCに抜擢されたのは吉本興業の営業努力によるもの。その吉本興業を辞めた影響は大きいようです。
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/11270556/?all=1
加藤さんが信頼を寄せていた、番組プロデューサーなど複数のスタッフが異動しており、後ろ盾がなくなったという見方もあるようです。
理由③:BPO案件
2021年3月には、アイヌ民族のドキュメンタリー作品を紹介した番組内で、表現に問題があると指摘されました。
BPO(放送倫理・番組向上機関)から「放送倫理違反があった」と意見書を出される事態になっています。
番組側も全面的に謝罪をして、30分の以上の検証VTRを流すなど一大事となっていました。
まとめ:スッキリ打ち切りはなぜ?終了理由3つの可能性【加藤浩次】
『スッキリ』番組終了の理由についてまとめました。
- 視聴率の低迷
- 後ろ盾がなくなった
- BPO案件
加藤さんは「あと5カ月。俺、何言うかわからない」と冗談まじりに話していました。
恐れ知らずの加藤さんなら本当に何か言ってくれるかとちょっと楽しみです!