ドキュメンタリー映像作家の久保田徹(くぼたとおる)さんをご存知でしょうか?カメラマンやディレクターとして数々の作品を手掛けています。
久保田徹さんは2022年現在、26歳という若さですが、社会の辺境で生きる人々のドキュメンタリー作品を手掛け、国内外で高い評価を受けています。
特にミャンマーについて高い関心を持っていることが作品から伺えます。
久保田徹の経歴・プロフィール
久保田徹さんは1996年に神奈川県で生まれました。2022年現在26歳の若手映像作家です。
2014年に学習院高等科を卒業し慶應大学法学部に進学します。
大学在学中の2014年から「ロヒンギャ難民」の取材を行い、これをきっかけにドキュメンタリー制作を始めたといいます。
ロンドン芸術大学でも映像の勉強をしていました。
以降、国内のみならず、海外でも監督や撮影を担当し、作品を多く手掛けています。
ここからは久保田徹さんの作品を紹介します。
久保田徹の作品は?どこで見られる?
久保田徹さんが関わった作品を紹介していきます。
「Light up Rohingya」2016年
「Light up Rohingya」はミャンマーのラカイン州に住むロヒンギャ難民を取材したドキュメンタリー作品です。
自由を奪われた人々の姿を伝えています。
2016年、慶應大学在学中に大学生3人で取材した作品で注目されました。
「久保田徹さんの公式YouTube」で視聴できます。
「Empathy Trip」2019年
「Empathy Trip」はミャンマーの活動家たちが国内に現状を伝えようと奮闘する様子を写した短編ドキュメンタリーです。
アジア国際青年映画祭(AIYFF)で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞しています。
現在視聴する方法はありません。
「東京リトルネロ」2020年
初の長編ドキュメンタリーです。東京の街をさまよう人々の小さな声(リトルネロ)を半年間取材した作品。
私たちが知らない(気づかない)世界がリアルにうつされていました。
過去にNHKBSやNHKオンデマンドで配信されていましたが、現在は視聴できません。
久保田徹の評価・人柄
久保田徹さんに関する評価の声を調べてみました。
彼のような取材者が紛争地の人々に寄り添って取材をしてくれるから、私たちは安全な日本にいながら現地の状況を知ることができます。
元NHK記者
私たちは安全にテレビを見ながら、世界の情勢を知ることができるのは、久保田徹さんのような方がいるおかげだと感じます。
久保田さんの視線は常に社会的に弱い立場にある人に向けられており、
ジャーナリスト
社会の辺境で生きる人々や自由が奪われた人々に寄り添い、世間に出ることのな小さな声を拾い上げる。久保田さんの作品からは伝わってきます。