以前からSNSなどを中心に「蛙化現象」という言葉が話題になっていました。
しかし最近では新たに「蛇化現象」という言葉が誕生しています。
「カエル」ではなく「ヘビ」です。
今回は『蛇化現象とは?由来や蛙化現象との違い意味を調査!』と題して紹介します。
蛇化現象とは?蛙化現象との違いは?
蛇化現象とは相手の事が好きなあまり何をしても「可愛い」とか「カッコいい」と思うことを言います。
意味としては少し前にトレンドになった「蛙化現象」の逆バージョンです。
- カエル:蛙化現象
- 好きで片思いしていた相手が振り向いてくれた途端、相手のことを気持ち悪いと思ってしまう。
- ヘビ:蛇化現象
- 相手の事が好きなあまり、何をしても可愛いとかカッコいいと思う。
蛙化現象になってしまうと、相手に興味がなくなるだけでなく「気持ち悪い」と嫌悪感を抱いてしまいます。
一方で、蛇化現象になると相手が何をしても「かわいい!」「かっこいい!」と全肯定するようになります。
蛇化現象と蛙化現象の由来|誰が言い出した?
蛇化現象と蛙化現象という言葉の由来や、誰が言い出したのか調査しました。
【ヘビ】蛇化現象の由来は?誰が言い出した?
蛇化現象とは、誰が言い出した言葉なのか探してみました。
TikTokに「こちゃもちゃ」(kochamocha.o3o)さんという方が「蛙化現象ではなくて蛇化現象ってものを作ってみた」という動画を投稿していました。
4月5日に投稿されており「蛇化現象」の発祥はこの動画だと思います。
ただ、なぜ「ヘビ」なのかは説明されていません。
【カエル】蛙化現象の由来は?発祥は大学教授
蛙化現象は「好きで片思いしていた相手が振り向いてくれた途端、相手のことを気持ち悪いと思ってしまう」こと。
好きだったのに相手が自分に好意を向けているとわかった途端、興味を失ったり嫌悪感を抱いてしまう心理状態が「カエル化現象」です。
蛙化現象の由来は『カエルの王さま』というグリム童話が由来です。「カエルの王さま」のあらすじをサクッとまとめると以下の通りです。
ある国の王女が、金の毬を拾ってくれたカエルと寝食を共にする約束をします。しかしカエルを受け入れられず、嫌悪感から壁に投げつけると、カエルの魔法が解けて、元の王子の姿に戻る。そして王子となったカエルと王女は結婚する。
- カエルの王さま:カエルが王子になって好きになる
- 蛙化現象:王子がカエルになる=好きだった相手に嫌悪感を抱く
蛙化現象は、TikTokなどSNSを中心に使われていますが、誰が言い出した言葉なのでしょうか?
いつから使われているか調べると、2004年に跡見学園女子大学の藤澤伸介教授が『女子が恋愛過程で遭遇する蛙化現象』という論文を発表しています。
この論文が「蛙化現象」という名前の起源とされています。
蛇化現象と蛙化現象の具体例は?
蛙化現象と蛇化現象は真逆の意味がありますが、具体的にはどのような例があるのでしょうか。
【ヘビ】蛇化現象の具体例
蛇化現象は「こちゃもちゃ」さんが作った言葉です。
具体例として動画内では「鼻毛や鼻くそを露出しても彼女が目立ちたがりやさんなんだからと褒めてくれる」と彼女のことを言っています。
- 転んでも可愛い
- フードコートで迷子になっても可愛い
など、とにかく一般的にダサかったりかっこ悪いことでも可愛いと思ってしまうことを蛇化現象と言うそうです。
【カエル】蛙化現象の具体例
まず蛙化現象に関しては行動というよりも存在そのものが嫌いになってしまうことを言います。
そのため、
- 会計で小銭を出してる姿に冷める
- フードコートでキョロキョロしてる
など冷める行動をあげている動画がありますが、本来の蛙化現象は「行動に関係なく存在に嫌悪感を抱く」現象のことです。
まとめ:蛇化現象とは?由来や蛙化現象との違い意味を調査!
今回は『蛇化現象とは?蛙化現象との違いや由来や意味を調査』といった内容でまとめました。
- カエル:蛙化現象
- 好きで片思いしていた相手が振り向いてくれた途端、相手のことを気持ち悪いと思ってしまう。
- ヘビ:蛇化現象
- 相手の事が好きなあまり、何をしても可愛いとかカッコいいと思う。
蛇化現象は、好きな相手のことなら、何をしても可愛いと思ってしまう「全肯定」することを言う現象です。